2014年・センター小説文

2014年第2問解説

第二問、小説文解説!

 

センター現代文の今年の問題は…僕は好き!

今回は、2014年度センター国語の小説について解説します。

 

2014年のセンター国語には、「快走」(岡本かのこ 作)の全文が出題されました。
リード文に戦時中の話とは書いていないので(最後の注釈に時代背景が書いてあります)、どこかで時代背景を読み取ることができなければ、つまずいてしまう問題です。

 

この小説で気をつけなくてはいけない部分は、途中で主人公が変わるところです。
最初は、娘の道子が主人公です。
彼女は、日々の忙しさのなかで、へきへきとした思いを抱えながら生活をしていました。
そんな彼女がある日「走ること」の快感を思い出します。
そして、家族には銭湯へ行くと嘘をついて、夜にランニングを始めます。

 

次に、この道子の行動を心配した母と父の心情が描かれます。
母は、娘の行動を疑って、兄に道子の後をつけるように言いますが、上手くいきません。
それから、道子の友人からの手紙を勝手に読んだことで父と母は、娘が走っているということを知ります。
そして、娘の走る姿を見た父と母も「走ること」への快感に気がつくという話です。

 

今回のセンター国語の小説は、運動が嫌いな人にとっては、共感ができなくて難しかったかもしれません。
また、本文も選択肢も長かったです。
過去問を遡ってみた感じから考えると、今後も、このように問題量が多くなることが予想されます。

 

 

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