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キリスト教
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講義メモ
今回はキリスト教について見ていきます。
イエス・キリストが開祖者です。
キリスト教は迫害を受けてきましたが、313年コンスタンティヌス帝がミラノ勅令でキリスト教を認め、その後テオドシウス帝がキリスト教を国教にしました。
325年ニケーア公会議でアタナシウス派が正統、アリウス派が異端とされ、431年エフェソス公会議ではネストリウス派が異端とされました。
次に皇帝と教皇の違いについて確認します。
皇帝とはいわば土地支配者で教皇は人の支配者です。
カノッサの屈辱では司教などの任命権である叙任権をめぐって皇帝ハインリヒ4世と教皇グレゴリウス7世が対立し、教皇の優位が周知されました。
他方で、カール大帝が教皇レオ三世に土地をあげるとお礼として皇帝の地位を与えられました。
キリスト教においては十字軍も重要です。
第一回十字軍はキリスト教の聖地エルサレム奪還を目的としてクレルモン公会議で組織され、エルサレムを奪還します。
第三回十字軍ではイスラム側のサラディンに負け、第四回十字軍では金銭のためにキリスト教側の味方であるビザンツ帝国を攻撃し、コンスタンティノープルを支配します。
また、キリスト教は免罪符の発行し、金儲けしようとします。
ルターはこれに批判し、カトリックから分離したプロテスタントが出てきました。
次回はイギリスについて確認します。
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