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センター試験2015年の解説
国語
評論文
今回は、2015年度センター国語の評論について解説します。
この問題は、センター国語の評論としては簡単なほうです。
ですから、この問題が出来たからといって安心しないで、さらに遡って過去問演習をしてください。
それでは、文章の構成について解説します。
この評論文の主題は情報媒体の変化と人の変化です。
まず、第1段落では、ネットに質問を書き込む「教えて君」とそれに回答する「教えてあげる君」が登場します。
著者は、自分の知識より低いレベルに合わせてしまう「教えてあげる君」が問題だと説明しています。
次に、第2段落から第6段落までは、盗作(パクリ)についてです。
著者は、盗作が起こるのは、歴史の中に情報のストックがあるのが原因だと言っています。
ですから、盗作の中には、偶然似てしまったものと意図的したものがあります。
そして、第7段落から第10段落は、盗作問題の解決方法についてです。
著者は、創作をしたら、過去に遡って同じような物がないかを調べることを提案しています。
また、メディアの変化による過去と現在の情報収集方法の違いについても説明しています。
最後に第11段落では、著者は「教えてあげる君」よりも「教えて君」でいるほうが得であるという結論を出しています。
それでは、まだこの問題を解いたことがない人は、ぜひ実際の問題を解いてみてください。きっと自信が持てると思います。
小説文
今回は、2015年度センター国語の小説の解説をします。
過去のセンターの小説は、最初のリード文の後に、小説の一部が出題されるというものでしたが、近年は、短編小説の全文が出る傾向があります。
ですから、次のセンターも同じような出題傾向になる可能性が高いです。
2015年度のセンター国語の小説は「石を愛でる人」(小池昌代)の全文が出題されました。
これは、石が好きな人の話です。
主人公は私で、これは著者自身ではないかと考えられます。
この小説は、私が強引であまり好きではないと思っていた山形さんのことを、石を通して好きになっていったという話です。
注意する点は、自分が共感できなくても客観的に読むということです。
この小説の場合は、主人公の感情の変化を抑えることが大切です。
特に、センターの小説では、受験生の多くが共感できない小説が出題されます。
例えば、おばあちゃんの話や戦時中の話です。
それで、客観的に読むというのがとても重要になります。
今回の問題は、そこまで難しくはないので高得点を狙えます。
ただ、文章が長いので、時間との勝負です。
ですから、過去問演習をする際は、時間をはかって、切羽詰まった状態でするのが効果的な勉強方法になります。
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