「からだ」というキーワードと身体論
例文
身体はかつて、精神のある場所にすぎなかった。
しかし、今や、身体は「精神」と同等なものである。
解説
昔の「身体」の考え方
身体(からだ)は、昔はタダの肉だと考えられていました。
人間にとって尊いのは、「考える」という「精神」の行為だというのです。
しかし、現代になって哲学者たちが一生懸命にこれを覆したのです。
現代の「身体」の考え方
例えば、今、天井から石が落ちてきました。
「ワッ!!」と思って、思わず手で顔をかばったり、足で逃げたりするでしょう。
これは、身体が「アブナイ!」と勝手に判断して、勝手に行動しているのです。
「あれは石である」
→「石は硬い」
→「十分な速度で近づいてきている」
→「石の硬さで見える速度から考えると、けがをする可能性がある」
→「けがをすると、痛い」
→「痛いことは、好ましいことではない」
→「ゆえに、石の落下予想地点から遠ざかることが妥当である」
なんて、考えませんよね。
一瞬のうちに、無意識のうちに、逃げるでしょう。
これが、身体の力だ。
というように考えられるようになったのです。
つまり、身体というのは、精神ではできないことをやってくれているのだ、精神と同様に尊いのだ!
という考え方が、最近の主流です。
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